雪に閉ざされた豪華列車で起こる密室殺人。容疑者は全乗客。
ミステリーの女王アガサ・クリスティの一大巨編が2020年の終幕を彩る!
世界的なベストセラー作家であり、"ミステリーの女王"と呼ばれたアガサ・クリスティによって1934年に発表された長編推理小説「オリエント急行殺人事件」。名探偵エルキュール・ポアロが登場する人気シリーズとなり、アガサ・クリスティの代表作となった。
「オリエント急行殺人事件」は多くのクリエイターによって映画、ドラマ化されてきたが、 2017年にケネス・ブラナーが監督・主演した映画版は記憶に新しい。本公演は、2017年に世界初演の幕を開けたケン・ルドウィック版の舞台脚本を、2019年公演に続き、演劇界の奇才・河原雅彦が演出!!
事件の真相、そして「本当の正義」とは?たった一つの「真実」を求め、名探偵ポアロの推理が始まる
シリアで仕事を終えた名探偵ポアロは、英国で起きた事件の依頼を受け、イスタンブール発の超豪華寝台列車「オリエント急行」で英国へ向かうこととなる。列車に乗り合わせたのは、どこか妙な雰囲気を漂わせる乗客たち。
列車は発車するが、不幸にも旅の途中で雪崩に巻き込まれ立ち往生してしまう。そんな中、事件が起きたー乗客の一人、アメリカ人の実業家・ラチェットが鍵のかかった寝室で殺されたのだ。
鉄道会社から捜査を頼まれたポアロは聞き込みを開始するが、乗客全員からは完璧なアリバイがー。
ポアロはこの謎を解けるのか。そこには、思いもしない結末が待っていた…